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あの「棚田アイス」の製造拠点が「日本で最も美しい村」に誕生!
- みなさんこんにちは!SPOONです。
長野県の南部、中川村に暮らすメンバーを中心に構成される、私たち「SPOON」は、
「風土の恵みを届けるアイスファクトリー」としてこのたび活動を開始することとなりました。
来たる4月より初めての仕事として、全国各地で守り継がれている棚田のお米でつくるアイス=「棚田アイス」の製造を引き継ぎ、担っていきます。 -
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- ・装いも新たに、生まれ変わる「棚田アイス」
神奈川県葉山で、2018年に誕生したBEAT ICEは、「日本の美しい田園風景の魅力を、美味しくて体に優しいアイスと共に届けたい」という想いを胸に「棚田アイス」を開発。
2023年現在までに全国12地域の棚田を守る人々とのコラボレーションを実現させ、棚田の魅力を卵・乳製品不使用のアイスというかたちで伝えてきました。 -
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- ・「日本で最も美しい村」連合加盟町村の棚田風景
棚田のお米を甘酒にし、植物性ミルクと合わせて仕上げた、優しい味わい。
そんな棚田アイスのおいしさは、BEAT ICEの熱い想いとともに、たちまち話題に。
棚田農家のみならず、BEAT ICEの取り組みに共感するメーカーとのコラボアイスも生まれています。 -
- ・本場伝承の技と味「三河みりん」とのコラボレーションアイス
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「出会い」からはじまった、棚田アイスの次の一歩。
- では、ここからなぜ、「SPOON」誕生につながっていったのでしょう。
私たちも今でも、誰からともなく「不思議だねえ」とつぶやいてしまうくらい、偶然の出会いやご縁が重なって、現在があります。
そもそもBEAT ICEと私たちの出会いは、2021年。「日本で最も美しい村」連合に加盟する中川村の棚田視察のため、美しい村サポーター企業の一つであるJAPAN PROPERTY nationwide代表・北山さんと、BEAT ICE・山口さんが来村したことから、すべてがはじまります。 -
- ちょうどそのころから、棚田アイスをさらに発展させるための次の一歩として、より多くの製造・保管が可能な拠点を探していた山口さん。現在のメンバーたちと村内で偶然出逢うと、地域への思いや環境、食への情熱など、さまざまな想いから意気投合。しかもその後、中川村も、棚田アイスのラインアップの一つに加わることとなり、「ならばここ中川村を、新たな製造拠点にできたら良いのでは」とのイメージが、自然と双方に広がるようになりました。
さらにさらに、中川村の村内には、少しの改良でアイスクリーム製造が可能な農産加工施設「つくっチャオ」の存在があったことも、今思えば奇跡のような巡り合わせです。 -
- 人もいる、場所もある。棚田ももちろんある。これは実現させるしかない!
かかわってきた全員が、鼓動が高鳴る瞬間を体感し、プロジェクトは一歩ずつ進行。
皆で葉山の棚田に足を運んだり、村内各地をともにめぐったりしながら時を重ね、約1年半の準備期間を経て、ついに、この始動の日を迎えることができました。 -
- ・2022年4月、葉山・上山口の棚田にて
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棚田アイスも、新たな出会い「米あめ」でリニューアル。
- 加えてここでもう一つ、棚田アイスの新たな「出会い」のストーリーをご紹介させてください。それは、石川県の農産工房・金沢大地がつくる「米あめ」との出会いです。
- 米あめは、お米と大麦の麦芽(モルト)からつくる日本の伝統甘味料です。金沢では「じろ飴」とも呼ばれ、古くには赤ちゃんへの母乳代わりにも使われるほど栄養価が高く、体にやさしい甘味料として知られています。
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- お米の魅力と可能性が凝縮された米あめとの出会いに後押しされ、以前からBEAT ICEが構想していたアイスのリニューアルも一気に加速。従来の飽きのこない優しい味わいはそのままに、これまでよりも一層、とろけるような美味しさを実現。
さらに、これまで使用していた豆乳をオーツミルクに変更。アレルゲンフリー(28品目不使用)のアイスですので、アレルギーがある方にも安心して召し上がっていただけます。 -
商品詳細
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- ・棚田アイス とろけるお米味
原材料名:米麹(国内製造)、米(国産)、有機オーツミルク(有機オーツ麦、有機ひまわり油、食塩)、ココナッツミルク、きび砂糖、米飴(米、有機大麦)、ココナッツオイル、食物繊維(イヌリン、グルコマンナン)、寒天加工品、白キクラゲ抽出物
(※同一製造ラインでは、乳・卵・大豆・アーモンドを使用しております。ご注意ください。また、BEAT ICE製品の「葉山アイスシリーズ」は今回のリニューアルの対象外で、原材料の一部に大豆、アーモンドを含みます。ご注意ください。)
(※商品の仕様は一部変更になる場合がございます。) -
全国各地の風土の味わいをアイスに込めて、発信するお手伝いをしたい!
- これから私たちSPOONがめざしたいことは、以下の3つです。
1)より多くの方のオーダーに応えられる、安定した「棚田アイス」の製造拠点でありたい
2)1が実現することで、地域の雇用も安定的に広げていきたい
さらに、
3)「風土の恵みを届けるアイスファクトリー」として、全国各地の風土の味わいをアイスに込めて、発信するお手伝いをしたい!
まずは、新しくなった「棚田アイス」の製造を修得し、みなさんにお届けしていくことが第一。ありがたいことに、すでに各所からご注文をいただいており、これを着実に積み重ねていきながら、製造拠点のある伊那谷でも販路を広げて行きたいと熱望しています(ご関心お持ちいただけるみなさまからのお声がけ、いつでもお待ちしております!)。 -
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- もちろん、製造が増えていけば、地域での雇用を増やすこともできる・・・そんなことも展望として考えています。まだまだスタートしたばかりで、壮大な目標ですが、地域を盛り上げる力の一つになれたらと願っています。これは2つ目の、大きな目標です。
そして、すぐにでも取り組んでいきたいのが3つ目。
そもそも「棚田アイス」は、葉山をはじめとする全国の棚田の存在に改めて光を当て、「環境保全」「景観維持」という言葉だけでは伝えきれない“棚田の力”を多くの方と共有するために生まれたアイスです。 -
- これと同じように、全国にはまだまだ、地域が誇る特産物や、失ったら二度と取り戻すことのできない大切な食文化があることを、私たちは知っています。しかし、こだわりの食材ほど旬が短かかったり、生産できる量が限られているものが多いのではないでしょうか。
アイスなら、そうした食材を広く長く、伝えることができるかもしれません。
「土地の味わいをスプーンで掬い取り、おいしさという喜びとともに、届けていく」
「SPOON」の名前にはそんな思いも込めました。
ぜひ、お米のアイスに限らない新商品開発を行い、作り手のみなさんとともにかけがえのないローカルの食文化を発信をしていきたいです! -
最後に
- たくさんの出会いの積み重ねから生まれた、新たな展開。
このお披露目である今回のクラウドファンディングでは、新製造拠点・中川村からお届けする棚田アイスをぜひ味わっていただきたく、こちらを中心にリターンをご用意しました。
「とろける棚田アイス」と、アイスのふるさとである各地の棚田のお米、さらに中川村の魅力が詰まった厳選素材たちを、どうぞお楽しみください!
そしてみなさんの食卓で、アイスの向こう側にある棚田の風景を感じていただけたら、「いつかこの土地に行ってみたいな」と思っていただけたら・・・・これほど嬉しいことはありません。
棚田のある風景と、土地の味わいを、
喜びとともに、未来へつなぐ。
新しい挑戦の一歩は、ここから始まります。
みなさま応援を、よろしくお願いいたします!
最後までお読みくださり、ありがとうございました。 -
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応援メッセージをいただきました!
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大島歩 様(農業、中川村議会議員)
- BEAT ICEの山口さんに初めてお会いした時に衝撃を受けた言葉があります。それは、「棚田という場所が、”なんとかしなきゃいけない場所”というのではなく、どうしたらそこから”喜びが生まれる場所”になるのか?」という言葉です。そうやって考えて、たどり着いたのがアイスだったという話をしてくれました。
何がそんなに衝撃的だったのかというと、私は棚田はとても大切だし、いつまでも残したい!と思っていたのですけど、それって「危機に瀕する棚田をどうにかしなきゃ!」という、マイナスになりそうなものをゼロ地点でなんとか保てれば・・・という発想だったのです。だけど山口さんはもっと豊かな視点で棚田を「喜びが生まれる場所にするには?」と見ていました。だからこそ、みんなが笑顔になるアイスが生まれたし、棚田のことを知ってもらえるきっかけにもなって、「じゃあ今度、棚田に田植えに行こうよ」とか、喜び・楽しさが次々と生まれているんじゃないかと感じます。「ゼロ」でも素敵な場所なんだけど、プラス1、プラス2、プラス10になったらもっと素敵で面白いよね!という発想。
それ以来、私が何か課題を解決しようとして煮詰まってしまった時には、「そうだ!山口さんの喜び生まれ視点だ!」と思い出して、煮詰まりを突破をしています(笑)。
今回、中川村の仲間たちが「SPOON」として棚田アイスの製造を始めるときいて、こんなにワクワクすることがあるかしら?と思いました。人の喜び、地域の喜び、地球の喜び・・・アイスを口に運ぶたびに、いっぱいの喜びを感じられるんだろうな!SPOONの皆さんのご活躍に期待します!応援していますよー! -
井村辰二郎 様 (株式会社 金沢大地)
- 日本の里山に光を、条件不利地の棚田に活力を
そして日本の美しいlandscapeを子供達に。
BEAT ICEは、私達農業者にとって希望のActionです。
そして、皆様の応援が、中山間地域の農業に、元気をもたらしてくれます
BEAT ICEの事業、アイスクリームの購入を通じて応援して下さい。
山口さんとの出会いは、「ゆらぎ」の中の偶然。
そして、お互いのインスピレーションとリスペクトが、形になります。
山口さん夫婦のご経験や感性、そして棚田への想い。
全ての関係者に感謝です。 -