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はじめに
- こんにちは!二子玉川小学校・中川西小学校交流協議会です。
このページを開いてくださり、ありがとうございます。 - 以下の目的を達成するため、ただいまクラウドファンディングのご協力をお願いしております。
1.中川人形保存会の二子玉川小学校での里帰り公演を成功させるための支援。
2.二子玉川小学校学童疎開の歴史資料集「思いをつなぐ」第2版の出版支援。
3.二子玉川小学校学童疎開の歴史を映像記録として残すための支援。
4.中川人形保存会の浄瑠璃人形の修復・購入に関わる支援。
5.二子玉川小学校と中川西小学校の交流事業に関わる支援。
と、いきなりこんなこと言われてもわけがわからないですよね笑
まずは長野県中川村について、それから二子玉川小学校・中川西小学校協議会について簡単な紹介と説明をしたいと思います。 -
長野県中川村ってどこ?二子玉川とどんな関係?
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中川村ってどこ?どんなところ?
- 長野県南部にある人口4500人ほどの「日本で最も美しい村」連合に加盟している村です。陣馬形山山頂から望む伊那盆地の絶景は多様な地形を見せてくれます。
気候に恵まれており、どんな農作物も美味しく育ちます。東京から車で約3時間半、自然豊かな小さな里山には、おいしい果物と地域の歴史・文化が皆様をお待ちしています。 -
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その中川村と二子玉川はどんな関係があるの?
- 日本がアジア太平洋地域で戦争(第二次世界大戦)をしていた時、子供たちを空襲から守るため、1944年(昭和19年)頃から小学生の農村への学童疎開が始まりました。
二子玉川小学校の児童は片桐国民学校(現在の中川西小)と上片桐瑞応寺に親元を離れて疎開していました。二子玉川小学校の児童は戦時中の苦難に耐えて一人も欠けることなく、全員が終戦の1945年11月7日に東京へ戻ったのでした。 -
- (写真右 疎開児童らの帰京前集合写真(瑞応寺山門前)、
写真左 疎開関係者帰京前の慰労会の記念写真) -
その中川西小と二子玉川小はなぜ特別な関係があるのですか?
- 当時の片桐村には伝承芸能である人形浄瑠璃の一座がありました。
そのこともあって、疎開児童の保護者から当時の片桐国民学校の原校長へ、学童疎開を迎え入れてくれた村へのお礼として、天狗久の人形の頭7体と衣装が寄贈されました。疎開児童が帰京する直前の1945年11月2日のことでした。この時、村の人形は15体になったと記録されています。
担い手不足から1962年の興行を最後に、寄贈された人形は村の歴史民俗資料館に保管されておりましたが、中川人形保存会が復活公演を果たした2013年2月に、歳月を経て再び人々の前に姿を見せ、二子玉川地域と中川村との交流が再開する架け橋となりました。 -
- (写真右 疎開関係者帰京前の慰労会での横前人形の披露、
写真左 同じ会場での疎開児童の人形劇) -
二子玉川小学校・中川村西小学校交流協議会とは?どうやってできたの?
- 2013年2月中川人形復活公演を契機に、両地域と小学校の交流が復活した後、2015年の終戦70周年を記念して、「二子小・中川西小交流基金」を創設し、中川西小学校の前庭に学童疎開記念碑が建立され、学童疎開記念誌「思いをつなぐ」が発行されました。
この時に中心となった組織が記念碑裏面に記載された(下の写真の)8団体でした。
そして、この8団体を中心にその後の交流を進めるために結成されたのが「二子玉川小・中川西小交流協議会」なのです。現在はこの協議会の構成には2015年当時の「交流を進める会」は発展解消し、世田谷区では二子玉川郷土史会が、中川村では中川人形保存会が事務局を担当しています。 -
二子玉川小・中川西小交流基金について
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これまで
- 2013年2月から始まった世田谷区二子玉川と中川村の交流は、記念碑の建立と記念誌「思いをつなぐ」を発刊するなど、両小学校の交流としても進展してきました。
これらの記念事業は、当時の両地域の学童疎開関係者の個人・団体からの募金によって設立された「二子小・中川西小交流基金」により支えられてきました。
その後、この交流基金は交流協議会の会則に従い、次の事業に運用してまいりました。
(1)二子玉川小と中川西小の交流を進めるための諸事業
(2)中川人形浄瑠璃の継承と発展を進めるための諸事業
(3)その他目的達成のために必要と認められる事業 -
- (写真左 記念碑にはめ込まれている「お弓」の影彫り、
写真右 記念碑の碑文) -
これから
- 本年は、交流が始まってはじめて二子玉川小学校に浄瑠璃人形が里帰り公演を果たすことになり、また8年前に発行された「思いをつなぐ」第2版を学童疎開の歴史資料集として発行し、あわせて映像記録の制作に取り組んでおります。
改めて、私たちは以下の目的を達成するため、クラウドファンディングのご協力をお願いしております。
1.中川人形保存会の二子玉川小学校での里帰り公演を成功させるための支援。
2.二子玉川小学校学童疎開の歴史資料集「思いをつなぐ」第2版の出版支援。
3.二子玉川小学校学童疎開の歴史を映像記録として残すための支援。
4.中川人形保存会の浄瑠璃人形の修復・購入に関わる支援。
5.二子玉川小学校と中川西小学校の交流事業に関わる支援。 -
- (写真左 2015年11月7日学童疎開記念碑除幕式(中川西小学校)、
写真右 2015年11月7日交流会(望岳荘)) -
交流事業の新たな発展、二子玉川小学校・中川西小学校両校の関係の継続のため、ぜひクラウドファンディングのご協力を心からお願い申し上げます。
二子玉川小学校・中川西小学校交流協議会 一同