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はじめに
- 皆様こんにちは。中川どんちゃん祭り実施委員会です。この度は支援ページをご覧いただき誠にありがとうございます。
今回中川村の一大イベントである、村民総出で実施する「第30回中川どんちゃん祭り」のメインイベントである花火の打ち上げ費用の一部を調達するため、クラウドファンディングをすることとしました。
はじめに長野県中川村とはどのようなところか簡単に説明します。 -
長野県中川村
- 「日本で最も美しい村」連合に加盟する中川村は、中央アルプスと南アルプスを望む、長野県南部にある人口4,700人弱の小さな村です。昭和33年、古くは「天の中川(あまのなかがわ)」と呼ばれた天竜川を挟んで東側の南向村(みなかたむら)と西側の片桐村が合併してできた村で、天竜川を中心に結束する新しい村として「中川村」と命名されました。
村は、蛇行する天竜川を挟んで、東の南向地区と西の片桐地区に分かれており、それぞれに特色のある顔を持っています。南向地区においては、南北に伊那山地が走る複雑な地形をしており、傾斜地が多く果樹栽培が盛んに行われています。一方片桐地区においては、段丘や扇状地上に平たんな農地が多く、比較的大規模な農業経営が行われています。肥沃な土地と寒暖差のある気候に育まれたりんご、梨、ぶどうなどが特産品であるのどかな山村であり、ゆったりとした時間が流れています。 -
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中川村とどんちゃん祭り
- 中川どんちゃん祭りは、村民総出の夏の一大イベント。
当時、村の中の様々な場所で開催されていた夏祭りや地域の特色を生かしたお祭りがありましたが、各地区のお祭りと調整しながら「中川村民が全員参加できるにぎやかなお祭りにしたい」との思いから、平成4年(1992年)に産声を上げ、今年で30回目の開催となります。
当時から頭上に打ち上げられる花火と、集落ごとや事業所が趣向を凝らしたみこしの競演が人気を博し、この時期に合わせて村を離れた若者たちも帰省し、中川村にゆかりのある人たち全員が楽しむお祭りとして定着していました。 -
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中川どんちゃん祭りの現状
- 花火とみこしの競演として親しまれてきたどんちゃん祭りですが、新型コロナウイルス感染症の影響により、2020年は中止となり、有志による「おうちで花火大会」の開催となりました。
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- コロナ禍でも、心のどこかで楽しみにされていたどんちゃん祭り。2021年、2022年は、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮しながら、おうちでどんちゃん祭りを楽しんでいただくため、テイクアウトに利用できるサービス券を配布し、村内4か所での「分散花火大会」を実施しました。
2023年には新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い、4年ぶりに一堂に会してのどんちゃん祭りを復活させることができました。しかしながら、4年のブランク、感染症の終息が見えない中であったため、みこしの競いは残念ながらこの年から中止となりました。 -
- 中川どんちゃん祭りは、村民の皆様や村内企業の皆様はもとより、村外の企業の皆様のご協賛、ご協力をいただき運営しています。
しかし、相次ぐ物価の上昇、資材高騰などから、同規模での祭り開催が厳しい現状となっています。
花火の打ち上げ数を減らすなど、規模縮小開催についても検討をして参りましたが、村民の皆様からは、「目の前で上がる打ち上げ花火を家族で楽しみにしている」、「やっぱりどんちゃん祭りは花火の迫力だよね」、「どんちゃん祭りがあることが中川に帰るきっかけになっています」とお言葉をいただく中で、中川村を思う人の心には、
やっぱり夏といえば「どんちゃん祭り」との気持ちがあることを実感しました。 -
おわりに
- 節目の30回目のどんちゃん祭りの成功に向け、実施委員会を中心に準備を進めています。
風光明媚な農村の夜空に輝く花火を打ち上げる。その光景を心に刻み、郷土を愛する心を未来につなぐ。
皆様の応援をいただき、共に心に残るお祭りを作り上げていきます。
最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございました。皆様の応援をよろしくお願いいたします。 -
- 中川どんちゃん祭り実施委員会