このリターンについて
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謎多き、神秘の舞い。「椎葉神楽(しいばかぐら)」の世界を体験
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美しく荘厳な、お神楽の世界へようこそ
- 1991年に国の重要無形民俗文化財に指定された、宮城県椎葉村の「椎葉神楽」。
いつ、どこから伝えられたのか明らかでないという神秘的なこの神楽の世界体験できるチケットをお送りします。
体験会場はもちろん、「日本で最も美しい村まつりin TOKYO TORCH」。
日本の伝統文化とともに、地域の方との交流もお楽しみください。
<体験概要>
日時:2022年10月30日(日)12時30分~13時
場所:TOKYO TORCH 常盤橋タワー 8階
【椎葉神楽(しいばかぐら)】
これらの神楽が、いつ、どこから、伝えられたのか今のところ明らかではない。
十根川神社に御社体として祀られている女面は、室町中期かと鑑定されており、神楽の唱教(唱え言)は、年代としてはそれ以前に遡るものと思われる。この神楽は出雲系の神楽で、採物の舞を主と氏、仮面の出る能を交えて演ずる特色を持つが、この伝統の神楽は、九州全域に見受けられる。
しかし、26ヶ所に伝わる椎葉神楽は、まったく同じではなく、それぞれ異なった特徴を備えている。この奥山に26ヶ所も神楽が分布しているのはどのような理由からか?はじめから20数ヶ所に伝えられたのではなく、最初2,3ヶ所にあったものが、何らかの理由で各集落に伝播されていったのであろうか?また、仮面の大半は江戸後期といわれているが、採物舞における各集落の舞などの異同のようすをみると、この伝播も近代のこととは思われない。 -
- 神楽の長を「太夫」といい、舞い手を「祝子(ほうりこ)」、「神楽子」、あるいは「舞子」ということから、はじめは神職のものが演じたのであろうと考えられる。隣の集落へ行くにも山や谷を越えなければならない土地柄なので、昔は太夫たちが集まって演じたとしても、しだいに農家の人たちも加わり、集落全体で冬祭り(神楽)を行ったのではないかとも考えられる。
神楽を舞わない人たちは、焚火を囲み、せり歌(即興の歌)を歌い交わしながら神楽に参加する。神楽を舞う御神屋(みこうや)の天井には「くも」と呼ばれる天蓋が下げられ、これには四角形のもの、丸形のもの、また四垂を下げるだけの所もある。ただ変わっているのは、綱を引き「くも」を始終揺り動かす所があるということだ。神楽の始めには、使用する道具や御神屋などを讃えることがあるが、これは神事の古い形をとをとどめているためと思われる。
(宮城県椎葉村HPより) - 【宮城県椎葉村って?】
椎葉村は宮崎県の北西、九州中央山地に位置。人口 は3,130人、 537.35㎢という広大な面積を有し、その約96%が森林で占められる緑豊かな村です。四季の移ろいの中で見せる様々な自然の美しさや人々の営みは日本の原風景が感じられます。椎葉村では古くから、農作業をお互いで助け合う「かてーり」という相互扶助の精神があり、こうした絆が田畑や森林、文化を守っている礎となっています。 -
- ご支援をいただいた方には「美しい村ファンコミュニティ(美しい村DAO準備室)」への参加権が付与されます。参加するかしないかは、選択可能です。